私たちは約半世紀前から
シニアライフのあり方を提案しています。

私たち中銀は、約半世紀前から、やがて長寿社会が訪れることを予見していました。 創業者の渡辺酉蔵は当時、「これからは老後に対する考え方や意識を少しずつ改めながら、生きがいをしっかりと持ち、社会と共存していくことが高齢者に必要になってくる」と説いています。 令和という新しい時代を迎え、この言葉がより真実味を持って響いてきます。 創業者は著書「ニッポン人の老後シニア・ライフ百景」(昭和60年)に“楽しくなければ老後ではない”と記し、高齢者が豊かに暮らすためには次のことが必要だと説いています。
・現役で仕事をつづけられること
・美しき熟年夫婦であること
・シングルライフを愉しめること
・健康であること
・人生を豊かにする趣味をもつこと
・家族と和やかに暮らすこと

では、どうすればこれらを実現することができるのでしょうか。 そのためにはまず、これまでの「老後感」を見直し、年を重ねることの意味と価値を自らが再発見することです。 そして高齢者の皆さまが、よく遊び、よく学び、人の役に立つこと(仕事)を率先してできるステージを用意すること。 それこそが私たち中銀の願いなのです。

「人生100年時代」を、
美しく、生き切るために

昭和から平成、そして令和へ、3つの時代が移り変わる中で、日本人の生き方…特に高齢者の生き方を巡る環境は、大きく変化してきました。 長寿社会を迎えたことをメディアは、「人生100年時代の到来」と報じています。 しかし実際に「100歳」という年齢を現実的に捉えている方が、どれほどいるでしょうか? 長寿社会を迎えるということは、必ずしも前向きなことばかりではありません。 例えば、退職後の生活、家族や友人との関係性、健康への不安、介護、そして大切なおカネのこと等々。 脳裏をよぎる不安は数え切れませんが、そこで立ち止まっていても時間は過ぎていくばかり。 大切なのは自らの人生を改めて自覚し、出来ることと出来ないことを見極め、その上で自らの新たなライフスタイルを形成していくこと。 そして、そのために必要な覚悟と知識をいかに持ち得ていくかということが、 「人生100年時代」を美しく、充実感とともに生き抜くために必要なことなのです。 そして、そのように「美しく生きたい」と願う、そんな方々の思いを叶えるヒントが、ここにあります。

生きがいを感じるコミュニティーと
活躍できる場を創造していきます。

創業者・渡辺酉蔵が最初に夢見たのは、コミュニティを創ることでした。 その想いをカタチにしたのが熱海で始めたマンシオン事業です。 当時、別荘族が多かった熱海に管理体制の整ったマンシオンを作り、その中に集う人々が自由に情報交換できる場所にすることを目指しました。 そんな創業者の発想の転換となったのがアメリカ視察でした。
「ハッピーリタイアメント」を謳歌する高齢者を目の当たりにし、日本との差に愕然とします。 当時の日本の高齢者施設は養老院などと呼ばれていましたが、アメリカでは、インディペンデントハウスと呼ばれ、そこに暮らす高齢者はきちんと社会の中で生きることを選択できていました。 同じような施設を日本にも作りたい…分譲型で、規約も整備し、住んでいる人たちをつなぐサークルを作り、サービスを受けながらも住民たちが自らイベントを作り上げる。 そんな風に、高齢者が生きがいを持てる生活を支えたいという理念は、中銀が今も変わらずに持ち続けているものです。
その理念のもと、これまでもさまざまな取組を実践してきました。 例えばそれは“遊ぶ”機会を持つこと。 次に自分が行動を起こすために“学ぶ”場を得ること。 今後はさらなるステップとして、“活躍する場”を提供したいと考えています。
私の恩師に、日本で初めて小学校の女性校長になった方がいます。 晩年は老人ホームで書道を教えていました。 その先生がおっしゃっていた「幾つになっても人に頼られるのは幸せなこと」という言葉が忘れられません。 中銀は、皆さんにそんな“活躍する場”を提供したいと考えています。


Nakagin

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