おばあちゃん子だった
幼少時代
私は一緒に暮らしていた祖母に甘えてばかりいた、いわゆるおばあちゃん子でした。
祖母のもとには近所のお友達がよく遊びに来ており、私は幼い頃から大勢のお年寄りに囲まれて育ちました。民謡を聞かせてもらったり、潮干狩りに連れて行ってもらったりと、優しくしてもらった当時の記憶が大人になっても残っています。
そんな思いから、自分の将来を考える頃には「介護の仕事をしたい」という目標を自然に持っていました。
熱海市内をヘルパーとして
訪問していた日々
中銀への入社後は、ヘルパーとして熱海市内のご利用者宅を訪問する日々が続きました。私も長く熱海に住んでいましたが、不便な思いをしているお年寄りがこんなに大勢いたのかと驚いたのを覚えています。
坂の多い熱海。ヘルパーがご自宅に訪問してお手伝いをする「訪問介護」は、なくてはならないサービスだと思います。大変だと思ったこともありましたが、訪問すると「おかえり」、帰りがけには「次はいつ来るの」などの言葉をかけてもらえるようになり、仕事のやりがいや重要性、自信を日に日に感じるようになってきました。
サービス提供責任者となった現在、ヘルパーの派遣や介護計画の作成などの業務が主になってきましたが、やはり介護の現場で学んだ経験が生きています。介護の仕事は、本当に多くのことをお客様から学び、自分自身の気付きとなり励みになります。それは、幼少時代に祖母やそのお友達から学んだ喜びと同じように。
子育てをしながらでも
自分のペースで働ける職場です
ヘルパーの仕事はフルタイムで働く仕事というイメージが強いですが、実はとても自由のきく仕事です。
現に中銀でも子育てをしながら週に1回だけなど、都合に合わせて働いている方も多くいらっしゃいます。
今後もさらに高齢化が進んでいく中で地域の高齢者をサポートしていく為には、若い人の力だけでなくベテランの主婦など沢山の力が必要です。
そこで中銀ではやる気がある方をしっかり評価するキャリアアップの制度や、様々な立場の方が平等に働きやすい環境を作ることを重要なテーマとしております。それにより、質の高い介護サービスを提供し続け、一人でも多くの方に「中銀があってよかった」と言って頂けるよう努力していきたいと思います。