イベントを通して、一つのものを
作り上げる楽しさを知りました。
中銀は地元で有名な会社ですし、当時中銀で勤務されていた友人の母親の薦めもあって入社を希望しました。
最初に配属された部署は、熱海支店の運営部という部署でした。ここでは主にライフケアに入居されているメンバー様向けに行う行事の運営を行っていました。その中でも毎年春に行われるスプリングマーケットというイベントでは、当日一緒に参加して下さるメンバー様と一緒に夜遅くまで準備をしたのを覚えています。苦労して準備したイベントの当日に、地元の子供達に喜んでもらえるのが毎年楽しみでした。その他にも、熱海市内のホテルで行う演芸大会や、ライフケアのメンバー様が趣味で製作されている美術品の展示を行う総合美術展など、年間を通して様々な行事運営に日々向き合っていました。とても忙しい毎日でしたが、その中に多くのやりがいと達成感があり充実した毎日でした。
お客様から教わる
多くの事。
その後、メンバー様が暮らす各ライフケアマンションでのフロント業務に配属になりました。
こちらでは主に、毎日の食事の受付、宅配便や郵便物の荷受け、来訪者の対応や、「高い所の物を取って欲しい」「電球を換えて欲しい」など、よりメンバー様の近くでの仕事になりました。
そうした中で、親しみある接客を好まれる方から規律正しい接客を好まれる方まで、人によって異なる接客方法の大切さを学びました。レストランやホテルなどのように短い時間訪れる方の接客とは違い、そこを住まいとし生活をされている方の接客ですから求められる事項も多くなります。職場の上司や仲間はもちろん、お客様であるメンバー様から学んだ事が本当に多いと実感しています。
先輩から後輩へ。代々伝わる
あたたかい教えがある会社です。
初めてフロント担当になった時の先輩で、右も左も分からない私に一つ一つ丁寧に仕事を教えてくれた方がいました。入社してから今日まで、その事が私の原点にあります。ですから、新しいスタッフが入った時には、私も同じように指導し、頼りにしてもらえる存在になりたいと思っています。
上司からも横の繋がりを大事にするようにいつも指導を受けています。それはメンバー様に何か訪ねられた時に「本日は担当がお休みのため分かりません。」という事がないようにする為に、些細な事でも漏れがないようにチームで情報を共有しています。あるスタッフが、指をケガして絆創膏を求めに来られたメンバー様の対応をしたのですが、その事を翌朝のミーティングで聞いていたために私も「昨日指を怪我をされたそうですが、大丈夫でしたか?」とお声をかける事ができました。そういった事の積み重ねが、この場所を住まいとして安心してもらえる場所だと感じて頂く為に大切な事だと思います。今後も、中銀で誰よりもメンバー様の事が分かるスタッフになれるように日々の仕事に向き合っていきたいと思います。